左官の魅力は「多彩なテクスチャ」と「シームレス」
- 2020.08.20
左官材料は、吸放湿性に優れているものが多く
室内の環境を快適にする効果があります。
日本で昔から漆喰壁や土壁が採用されてきたのも
左官壁の高い機能性を証明しているといえます。
また、火災時においてもメリットを発揮します。
土壁や石膏は、材料内に水分を保つために
火事の延焼を防いでくれますし、なかでも無機材は
燃焼しても有毒ガスを発生しないため、安全性にも優れています。
機能性もさることながら、美観性も左官の得意とするところです。
左官仕上げの最大の魅力は「シームレス」いわゆる継目のないこと。
壁・柱・梁などを、継目なく塗り込むことができます。
曲面を仕上げることも可能で、小学生の夏休みの工作で作るような
「光る泥団子」のように、完全な球形に磨いて仕上げる方法も
じつは、左官の技術によるものなのです。
もうひとつの左官仕上げの魅力としては
テクスチャ(素材感)の幅広さがあります。
鏝(こて)の動作による模様付けだけでも、豊富なバリエーションがありますが
刷毛、ほうき、スポンジ、パターンローラー、剣山など
さまざまな道具を使うことで表現の幅はより広がります。
このほか、ガラスやビー玉、貝殻、もみ殻、石などの装飾材を加えても
アレンジの提案ができます。
愛知県大府市の「有限会社 三苫業務店」では
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未経験でも歓迎します。詳しくはお気軽にお問い合わせください!
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